第22回定期総会・記念講演会 ― いわき芸術文化交流館 「アリオス」

第22回定期総会・記念講演
「ハコモノは造らない、ハコモノは造れない」

いわき芸術文化交流館 「アリオス」
副館長兼支配人 大石時雄さん

大石時雄さんのプロフィール

◆ 1959年生まれ

◆ 大阪芸術大学舞台芸術学科演技・演出専攻卒業

◆ 広告代理店を退職後、伊丹市立演劇ホール(兵庫県)の設立に参加。パナソニック・グローブ座(現・東京グローブ座)の制作担当を経て、世田谷パブリックシアター(東京都)、可児市文化創造センター(岐阜県)、いわき芸術文化交流館 アリオス(福島県)の設立に参加。

◆ 現在いわき芸術文化交流館 副館長兼支配人

 もうハコモノは造れないの

皆さんご存知の通り、2005年から日本の人口がかなりのスピードで減少してきたと言われています。少子高齢化が進み、2008年のリーマンショック以降、経済が急速に縮小、雇用悪化が危惧されています。当然まちそのもののあり方とか、いろいろなものが縮小していくのは避けられないと思います。そのようなわが国の中で、地方都市における公立文化施設の存在する意味をどのように捉えて、いわきアリオスを現在どう運営しているかを皆さんに聞いて頂ければと思っております。

まず本日の演題「ハコモノは造らない、ハコモノは造れない」ですが、この福島市に新しい芸術ホールを創ろうという皆さんに敢えて挑戦的な態度をとろうというものではありません。もし皆さんが芸術ホールをこのまちに創って欲しいという行政への要望をこれからも続けていこうとするならば、芸術ホールを含めたハコモノをつくるための予算確保が、今非常に難しい時代だという認識をまずは共有して頂くことが重要かと思います。

アニメの殿堂を例にとりますと、自民党の麻生前首相の時に、2009年度の補正予算14兆円の中に、事業費117億円の国立メディア芸術総合センターの整備事業が入っておりました。それを民主党はアニメの殿堂とか、漫画喫茶とかという言葉に置き換えて、無駄遣い、バラマキと批判の声をあげておりました。アニメの殿堂がハコモノを象徴するようなイメージがあり、ハコモノ=税金の無駄遣いという印象を、マスコミを通じて全国に振りまいてしまった感があります。これからはハコモノそのものが減っていくと思います

日本の経済が高度に成長していた1970年、80年代は、文化会館だけではなく、スキー場、ゴルフ場、それに空港、ダムとかも含めて何となくあってもいいんじゃないかという空気があり、その存在そのものの必要性を問われる事はなかったと思います。ところがその高度成長がバブル崩壊と共に終わり、国全体だけでなく地方自治体の財政状況が悪化、施設の利用者も激減。その結果そういう施設の存在そのものを問う状況が一つの大きな流れとしてある事は踏まえておいた方がいいと思います。かつて義務付け、枠付けと言われるいわゆるひも付き予算が国から地方自治体に下りてきて、日本全国に造られたのが今の公立文化施設ですが、もはや国から補助金が地方に廻ってくることは当てにできないし、もし廻ってきたとしても、文化、芸術、ハコモノ以外の使い道が幾らでもあるだろうと思われます。

次に地方自治体側の状況です。いわきアリオスは2008年4月8日にオープン以来全国の地方自治体が行政視察にお見えになります。その時代最も新しい施設が行政視察先になることは珍しい事ではありませんが、視察の目的など、これまでとは少し様子が変わったなと感じることがあります。

平成の大合併が一通り落ち着くと、元の市町村にそれぞれあった市民会館のうち1つだけは残そうとします。そこで残すことに決めた会館ですが、建替える必要があったとしても実は建替えるお金がないというのが多くの市の現状で、困った行政の方が、PFI事業で市民会館を建てたいわき市に興味を持ち、それで足を運んでくださるようです。約98%はそうですね。

PFI方式とは、プライベート・ファイナンス・イニシアティブの略で、公共施設などの建設費、維持管理費、運営などを民間の資金、経営・技術能力を活用して行う事業です。アリオスは、建設費・維持管理費・テナント運営は、その仕組みを利用しておりますが、運営だけはPFI方式に含まず、いわき市が直営で運営する事を選択しました。PFI方式を芸術ホールの建設に採用した事も、運営は別に切り離して市の直営にするという手法を採用したのも多分日本では、いわき市が初めてだと聞いています。

アリオスの全体事業費約181億円を民間の金融機関から借りて、年間12億円ずつ、15年をかけて返済します。そのうち建設費が121億円、15年分の維持管理費が60億円です。アリオスの年間運営費は約5億4千万円。そのうち市からの補助金は4億円、残り1億4千万円は、自主事業のチケット収入、施設の使用料、文化庁からの助成金など自分達で稼いでいます。

ここ30年位は予想を超えるような経済成長でも無ければ、医療、福祉、教育、雇用、交通といった住民生活に直接関わる分野にお金を回したいというのが行政の本音であり、中々そこに芸術という分野が入り込む余地は無いんじゃないか思います。

“ハコモノは造らない”という国の方針と、“ハコモノは造れない”という地方自治体の状況という全体の流れを踏まえた上で、福島市の方と掛け合うための新たな戦略を考えていく必要があると思いましたので、少し時間をかけて前段をお話しました。

 

アリオスが建設されるまで

私がホールを持つ公立文化施設の立ち上げと運営に関わるのは、いわき市で4つ目です。1988年にオープンした伊丹市立演劇ホール、1997年にオープンした東京の世田谷区パグリックシアター、2002年にオーブンした岐阜県の可児市文化創造センター。それぞれ5年間在籍し、4つ目が2008年にオープンしたアリオスです。

いわき市は、平、勿来、磐城、常磐など5市4町5村の市町村が合併して出来た市で、合併した年の1966年にオープンした平市民会館がアリオスに建替えられました、他の3つの会館は可能な限りそのまま使っていくといういわき市の選択で、指定管理者制度を使って、いわき市内の民間業者に年間約6千万円で業務委託されています。

アリオスは平市民会館の駐車場だった部分にまず大ホールと本館を建設、その間平市民会館をぎりぎりまで市民に使って頂き、1年遅れて中劇場を建設。2年にまたがってオープンするという珍しい形になりました。

アリオスには、芸術ホールの機能を持つ施設が4つあります。最大1840席、通常1705席の音楽主目的の大ホール、200席の音楽小ホール、最大700席の中劇場、230席の小劇場。そのうち新設は大ホール・中劇場・小劇場の3つです。200席の音楽小ホールは、隣にあった音楽館の大練習室を改修しました。私たちアリオスの管轄運営は4つですが、隣にあった文化センターを改修し、教育委員会が運営している音楽中ホールも含めると平市民にとっては5つあるわけです。

私がいわき市の方から建設計画に参加して欲しいというお話を頂きましたのは、2003年、可児市文化創造センターをオープンさせて1年も経たない時です。いわき市の担当の方から、アリオスの施設計画を伺った時に、「平地区にホールは5つも要らないのでは」と申し上げたのですが、「すでに市民とお約束しているので造ります」ということだったので「変更できないのなら、1つひとつのホールの機能性、使い勝手、客席数を仕分ける事で、市民にとって便利な物にしたい」と申し上げました。ふたを開けてみると大ホールの稼働率は83%と非常に高い数字を誇っています。

アリオスについて考え始めた私にとって決定的だったのは2005年日本の人口が減少し始めたことです。経済が縮小し、社会も人々の気持ちも価値観も確実に大きく変わろうとする過渡期でした。施設のお客様が減少するのは確実と覚悟しましたので、ホールや劇場だけに頼った施設を建てても日々寂れるだけだから、他の

部分でいかに市民の方々に使って頂ける施設にするかを随分考えました。いわき市すべての住民に必要だと思って頂けるには、どんな形でもいいから、34万人のいわき市民全員にアリオスを享受してもらう、受益者になって頂くという根本的なところにたどり着いたわけです。

建設に当たって、いわき市の方とは月1回は東京で顔を付き合わせ、いわき市民の要望を直接聞く機会も持ちました。さらに殆ど毎日交換日記の如く、メールでやりとりをしました。それらの作業を通して感じたことは、まず土台に行政のやる気と柔軟な発想があって、その上に私たちのような経験を持つ人材が配置されていけば、効率よく貴重な一つの社会基盤が築けることを私は凄く感じましたね。

 

私が、アリオスでこだわったこと

まずアリオスに足を運べない人達に対する事業です。いわき市の中でも中山間地域の方は、普段の生活では絶対アリオスには来れません。でもそういう人達もいわき市民ですから、それなら私達が参りますという事業が「お出かけアリオス」です。中山間地域の小・中学校に出かけていって、主にクラシック音楽の演奏会を行っています。公民館とかお寺、福祉センターと言った地域コミュニティにも出かけます。設備の整ったアリオスのホールや劇場でコンサートを聴く場合は有料ですが、それ以外の所では無料というのが私達の基本的方針です。今派遣する音楽家は優秀なプロですが、アリオス独自の予算だけで活動を継続させるのは不可能ですから、今後の課題はアーティストも、運営スタッフも市民の手でやることです。

設備的なことでは、施設隣の公園を整備したことです。公園は中が見えないほど木が生い茂って、酔っ払いかホームレスかタバコを吸う高校生しか入らないような状況でした。「外からの見通しが良くなるように木を伐採、平らだった所は子ども達がピクニックできるような起伏のあるきれいな芝生に、夏の暑い時には素っ裸で水遊びもできる水場も設置」というデザインを市が考えてくれました。

私が公園整地の際に、希望したのはトイレを作らないということです。ここのところが重要ですが、公園のトイレってどちらかと言うと汚くて危険、当然女性は利用しないし、小さなお子様には利用させられません。ですから公園でお手洗いが必要となったら、アリオスの中のきれいなトイレ、化粧台を利用して頂きます。その方々も私たちの大事なお客さんの一人だと思うからです。

もう一つがキッズルームです。キッズルームと言えば、公演の時にお子様を一時的に預かる

託児サービスの部屋をイメージしますが、いわきのような地方都市では、毎日託児サービスが必要な公演が行われるはずは無いんです。ですから芸術の立場からではなく、市民の立場から考えて、子育て中のお母様に普段利用して頂く施設にしました。私は子育て支援施設と呼んでいますが、無料で開放します。整備する公園側に設置、見晴らしがいいように、全面ガラスの開放的な空間にします。晴れていたら外で走り回ればいいし、夏は水遊びもできるし、雨や寒い時はキッズルームの中で遊べばいい。授乳室と、パパとママとお子さんが同じ瞬間に用が済ませられるお手洗いも、キッズルームの中に設置されています。

出入り口は、常時スタッフがいるインフォメーションから見通しがいい所にだけ設けました。酔っ払いや不審者が現れたら、銀行強盗じゃないですが、スタッフが手元のボタンを押して私などに危険を知らせ、対応できるようにしています。要するにキッズルームをどう利用するかを決めた辺りから、設計の先生といわき市で、設置場所・デザイン・機能性を決め、それを具体的に設計して頂いたということです。

 

視点を変えることが肝心!!

私が言いたいのは、演劇に適したホールをつくって欲しいという我々の目標は当然あるにしても「施設の中には演劇に興味の無い人達のことも組み込んでいきますよ」という事もアピールした方がいいということです。行政の方は、我々だけではなく、普通の一般の人皆を相手にしているわけですから、福島市民の多くの人にも役に立つ施設を計画・提案していくことが必要です。それを福島市の総合計画の中の位置づけとして提案するところまでも考えて、行政の心を動かす、議員さんの心を動かす、更に一般の人達にも署名運動に参加して頂く、それこそここの会員数を増やしていくという事においても非常に大事なことだということで話をしてきました。肝心なのは視点を変えることだと思います。

アリオスの主催事業のラインナップは、いわゆる鑑賞、創造、教育普及ということではなく、子育て支援、教育支援、市民文化活動支援というカテゴリーに分けています。つまり事業の形で事業を仕分けることから、私は事業の目的で事業を組み立てることに視点を変えました。

子育て支援事業ですと、キッズルームの設置の他に、お子様がお母様と一緒にクラッシクを聴いて頂く0歳児からのコンサートや、要らなくなったおもちゃを別のおもちゃと交換できるようなイベントも実施しています。

教育支援事業は、先ほどご紹介した小・中学校への「お出かけアリオス」をやっています。

市民活動支援では、大ホールの杮落としの時に小名浜出身の小林研一郎さん指揮、NHK交響楽団の演奏で、市民の第九合唱団を組織して、第九のコンサートを行いました。それがあまりに好評で、今年の7月に第2弾をやります。勿論文化協会の方々がアリオスを使う場合には技術的、制作的な支援を行っています。演劇に関しては、東京のプロの俳優さんを呼んで、アマチュア劇団の方だけでなく多くの市民が一緒になって、シェイクスピアの作品を創っています。

具体的なビジョンを描いて!
―演劇はコミュニティを創る場所―

今僕が注目しているのは廃校になった小中学校の建物を劇場に変えていくことです。地元にアマチュア劇団があったらその廃校を彼ら彼女らの演劇活動の拠点にするということです。ただ自分達の活動、演劇、そして施設そのものを地域住民に切り開いていく努力が必要だと思います。子育て時代のお母様が沢山いらっしゃれば、教室の1つを素敵なキッズルームに変えてみる。65歳以上の高齢者が多い集落であれば、一人暮らしのお年寄りが台風の時などに集まれる場所にする。劇場と稽古場は造るけれども、その他の教室は地域住民のための何らかの機能を持ったものに変えていくということです。行政に掛け合って少し補修してもらうことはあっても、劇場や客席に変えていく点についてはとにかく地域住民で何とかする、劇団で何とかするというのがポイントです。お金があればお金を出す、労働力を提供する、技術を提供する、ということで、少しずつ、少しずつ、劇場に作り変えていくのがいいんじゃないでしょうか。

演劇畑の人間として私が演劇に恩返しが出来るとすれば、演劇そのものが本来持っている力を私達の普段の生活で役立つということを示していく事だろうと思います。演出家の平田オリザさんもおっしゃっていますが、演劇が社会に貢献できる部分があるとすれば、それはコミュニティの再生だと思うわけです。地域のコミュニティが崩壊したといわれている時代において、コミュニティを再生するという機能は、演劇が持っている普遍的な価値だと私は思います。

施設においては、演劇に適したホールということだけではなく、様々な生活で使って頂ける総合的なものとして、具体的な一つの絵を描き、具体的なビジョンをきちんと描いて、市に提案することが重要です。

自分達の思いは普遍的なものですから一切揺るがずに、でも福島市にアタックする時の方法、戦略を一度別の視点に立って再認識する事をお伝えすれば、皆さんのお役に立てるかもしれないという思いで今日は参りました。


意見交換(質疑・応答)

◇大石さんは5年単位で移動されていますが、アリオスもそうでしょうか。大石さんが中心になって作り上げられてきたアリオスの考え方はどう継承されていくものでしょうか。

大石:アリオスは5年間直営を決めていますので、我々嘱託職員は1年毎の契約ですが、最大5年間は継続できるということだけのことです。その先は、私にも分かりません。

私は小さい頃から病気がちで、その頃から自分は明日死ぬかも知れないと覚悟していますので、明日自分が死んだ場合のことを想定して人員配置しています。アリオスは最初から人材育成計画があって、各セクションに必ず一人は全くホール経験のない、いわき市民を一般公募で採用しています。その子達を聡明で経験のあるチーフ、サブチーフ級の人間が育てて、順次入れ替え、最終的にはいわき市で生まれ育った市民でプロフェッショナルに運営していくというビジョンを描いています。技術的なこと、ノウハウ的なことは継承されていきますが、私自身の支配人の後継者の育成がこれからの私のテーマです。

設備的なことで言えば、これからは車椅子や高齢者に対応する安全な客席を作ることがポイントです。もう1つは高齢者が休憩時間にトイレを利用する際、ちゃんと最後まで焦らずに終わって戻ってくるための客席からの距離とアクセスをきちんとすることです。

舞台に関しては、舞台に上がる人達も子どもと高齢者が増えますから、お金をかけて最新式の設備を入れる必要はありません。地元の方々の要望に適応するものを最小限選んで需要を高めた方がいいと思います。

 

◇公園にトイレを作らなかったことは実際にはどうだったでしょうか。

大石:公園は一般の方にかなり利用されていますので、当然そのままお手洗いも利用されます。それだけで相当な数のアリオスの入館者数です。アリオスはオープンから1年半位で、入館者数が100万人突破ですから、ちょっと異常と言えるような数字ですね。

 

◇施設は駐車場の関係でちょっと離れた所にあった方がいいとも思うのですが。

大石:駐車場の問題は大きいです。駐車場を沢山取れる所ということで、21世紀の森と呼ばれている丘陵地に建てる案も出たのですが、私は「もしそんな所に造ったら年に1回か2回観光バスでワーッと来て、バーッと去って終わり。閑古鳥が鳴く建物にしかならない。市街地に建てれば、最初の1,2年は駐車場のことで責められるけれども、そこは乗り切った方がいい」と申し上げました。いわき市役所の職員の方が利用していた駐車場は開放し、周りにある合同庁舎や美術館の駐車場をアリオスも使えるようにし、かつ民間の駐車場をお使いになった場合は3時間の割引券を出して乗り切っています。これからはいかに歩いて暮らせるまちづくりをつくるかということが大きな流れなので、逆に駐車場はない方がいい位です。最初から私は、20年後、30年後もアリオスが成功し続けるかどうかは、アリオスの周りにどれだけの方々が暮らすかどうかだと言っています。いわき駅からは福島、会津、郡山、東京、仙台へもバスが走行。図書館、美術館があって、アリオスがあって、市役所があって、飲み屋街があって、買いものする所があって、あと必要なのは医療の施設だけです。そういった意味ではアリオスを街なかにつくった事は、いわき市としては先見の明があったと私は賞賛しています。

 

◇アリオスパークサイドギャラリー、ウォールギャラリーとはどんな所ですか。

大石:パークサイドギャラリーは、公園とアリオスの丁度狭間にある木目の板の部分です。ダンスのパフォーマンスやフリーマーケットなどの催物が出来る形にしています。お金を払って借りる部屋ではない空間は、基本的には共有スペースなので、無料です。

ウォールギャラリーはアリオスと市民の協働企画で使用する壁の部分で、商店街や地元のアーティスト、美術館などと連携して企画する場合に使用します。

 

◇子ども劇場の地域公演は、お出かけアリオスと重なる部分が多いと思いますが、どの位の頻度で活動をなさっているのでしょうか。

大石:お出かけアリオスで、大体毎年20校から30校へ出かけていますが、体制的には限界がありますね。小さい子どもを対象にした演劇系のことに関しては、親子劇場さんの方が圧倒的に分かっていらっしゃるので、本当だったら自主事業予算を持っている私達のようなホールが連携し、催物は親子劇場さんが決めて、ホール側は場所の提供と会館側が持っている宣伝媒体を使って宣伝するという形で、ホールが力になることはできます。今親子劇場さんや演劇鑑賞会さんには貸し館で使って頂いていますが、子どもの数や会員数とかの問題で、我々の経済的な援助が必要な時は必ず来ると思いますので、その時にはアリオス、つまりいわき市がどの位援助できるか計画に入れていきましょうということは、アリオスがオープンする前から私はいわき市に提案しています。ただ今は両方とも自分達の自主努力で自主性を持ってやっていらっしゃいますのでそこは尊重し、まずは貸し館として施設を使って頂き、出来る限りの便宜は図っていきたいと思っています。

 

羽田正雄代表:大石さんから「基本的な思いはじっと持っていて、皆から支持されるような運動を」という大きな示唆を頂いた思いがしています。本当に今日は素晴らしいお話をありがとうございました。

(文責 柳谷紀子)

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